CAP(Child Assault Prevention)キャップ子どもが暴力から自分を守るための教育プログラムCAP(Child Assault Prevention)キャップ Child(子ども)への Assault(暴力) Prevention(防止) CAPで考える暴力とは 身体、心を傷つけること。身体的暴力の他に、言葉の暴力、無視なども含まれる その防止策として… 1)子どもの側に立って考える 2)「~してはいけません」と言った行動や考え方を規制する注意の仕方は、 即効性はあるが、問題点も。 問題点 1)漠然としすぎていて、短絡的になりやすく、間違ったイメージを持っ てしまう可能性大。 例)親「変な人に付いて行ってはいけません。」 先生「変な人ってどんな人?」 子ども「サングラスかけている人」「マスクしている人」など、偏見 の温床となりやすい 2)?調査中 3)万一、暴力があった時、早期発見しにくい。罪悪感にさいなまれる。3)「子どもは無力」という偏見をしない 4)「~する事ができる」→行動選択へ働きかける 5)人権意識(自尊感情)を育む この他にももっとありますが、今日はこれらの事が中心との事でした。 Child & Community Enpowerment 私たちが考えるEmpowermentとは 内なる力の活性化→人権意識→聴く 親子でトライ!心を探るゲーム その1 1、B5用紙を用意し、いっぱいにハートマークを書く。 2、まず、ハートの内側、左半分に長所を書く(1分) 3、次に、右半分に短所を書く(1分) 仮に、皆で結果を見比べたとして、まったく同じ事を書く人はいない。 また、長所と短所が同じ場合もある。 ここでは、他人とは違う、大切な存在であることを、気づいてほしい。 コインも裏と表はあっても、その価値は同じであるように… 自分も他人も長所・短所はあれど、価値ある存在であることを気付かせていく。 親子でトライ!心を探るゲーム その2 司会者(親)とじゃんけんをする。 1、はじめは司会者(親)に勝つように、1テンポ遅れて出す。 2、次に司会者(親)に負けるように出す。(1テンポ遅れでOK) ここでの目的は、身体が動けば心が動くということを知ってもらう 何かの気付きがあり、諸々の感情を体験することができる。 子どもに伝える権利のお話 ・子どもに権利があることを伝える。権利を育む ・6歳児に伝える権利 ・あんしん(ほっとした、安らいだ気持ち) (例:抱っこしてもらえる権利、不安を訴えたとき対応してもらえる権 利) ・じしん(じぶんが大好きな気持ち) (例:頑張った時は勿論、些細な事でも褒めてもらえる権利) ・じゆう(のびのびとした気持ち) (例:飲み物を飲む、食事をする等生理的欲求が満 たされる権 利、発言・表現) ・権利が取られる(暴力を受ける)とどんな気持ちか一緒に考える(意見が出なかったらこちらから伝える) 親子でトライ!上記3つの権利が取られる場面を寸劇で表現してみるのも良い 「イヤな気持ち」「怖い気持ち」「悲しい気持ち」etc ・そんな時どうするか一緒に考える。(意見が出なかったらこちらから伝える) 「いや!」と言う。(意思表示の大切さを体験する) 一人で言えない時は… ・お友達と一緒に言う ・大人(先生や親)に話すと言う方法もあるよ、などと紹介する。 大人は単に同調するのではなく、存在そのものが大切である事を理解し、受け入れようとするような、一緒に考える時とする。 親子でトライ!「いや!」を言う、お友達と言うなどを寸劇で練習してみるのも良い 仕掛かり中、も少し続く… |